セルのデータ編集

Excel(エクセル) で、セルに入力してあるデータをスムーズに編集する方法をご紹介します。

セルのデータ編集は F2 キー

エクセルを使っていると、セルに一度入力したデータを変更する機会が頻繁にあります。「東京都練馬区」の「東京都」を消したり、「練馬」に「区」を追加したり、「東京練馬区」を「東京都練馬区」に直したり…。

「10」を「100」に直すような短いデータの編集であれば、セルを選択して「100」と入力してしまうでしょう。大した手間ではありません。ですが、長いデータの一部分だけを直すときは、多くの方が次のどちらかの方法で、直したい部分だけを編集しているのではないかと思います。

  • 編集したいセルをダブルクリックして、直したい部分だけを編集
  • 編集したいセルを選択してから、数式バーをクリックして直したい部分だけを編集
画面 1: 数式バー(画面はExcel 2007のものです)
数式バー

ここでは、もっと良い方法をご紹介します。それは…

「編集したいセルを選択して F2 キーを押す」

セルをダブルクリックしたときと同じように、セルにキャレットが現れて編集モードになります。しかも、キャレットは必ずデータの末尾に現れます。
(※「キャレット」とは文字の入力位置を示す、|の形をしたやつです。)

画面 2: F2 キーを押したところ(画面はExcel 2007のものです)
F2 キーを押したところ

それだけかって? まあ、それだけなんですが、よく考えてみてください。

マウス操作が減ることで操作がスムーズに

ダブルクリックしなくて済む

ダブルクリックって、よく失敗することがありませんか? 2回目にクリックするときにマウス カーソルの位置がずれてしまうと、普通のクリックになってしまいます。また、セルの枠線をダブルクリックしてしまうと編集モードになりません。セルが小さいときなどに、ダブルクリックに失敗してイライラしませんか?

F2 キーを使うと、ダブルクリックする必要がないので「ダブルクリックがうまくできないことによるイライラ」は生じません。

キャレットが必ず末尾に

それだけではありません。ダブルクリックしたときとは異なり、キャレットは必ずデータの末尾に現れます。ダブルクリックで編集をする場合、「狙った場所にキャレットが表示されなくて、キャレットの位置を変えようとクリックしたら別のセルを選択しちゃった」なんてことがたまにありますが、F2 キーを使えば、こういうことは絶対に起こりません。

また、編集したい位置までキャレットを移動させる経路をあらかじめ予測しておくことができます。たとえば「東京練馬区」を「東京都練馬区」に直すときには、(F2 キーを押してから左 キーを3回押す)という心の準備ができます。末尾を編集したいときは F2 キーを押してすぐに編集できますし、先頭を編集したいときは F2 キーを押してから Home キーを押せば一発でキャレットが先頭に移動します。慣れてくると、このメリットは結構大きいです。たくさんのセルを編集するときに、テンポよくリズミカルに作業することができます。

マウスの移動が減る

数式バーは画面の上の方にあります。たくさんのセルを数式バーを使って編集する場合には、セルをクリックしたり数式バーをクリックしたりすることになるので、マウスを上下に行ったり来たりさせることになり面倒です。

F2 キーを使えば、数式バーをクリックする必要がないのでマウスを動かす操作が減ります。さらに、キーボードでセルを選択すれば、マウスを全く使わずにデータを編集することができてしまいます。

…というわけで、ぜひ F2 キーを使ってみてください!

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