ワークシートの数
Excel(エクセル)で、新しくブックを作成したときのワークシートの枚数を変更する方法をご紹介します。
ワークシートが3枚も
他の人が作成したエクセルのファイルを開いたときに、「Sheet2」「Sheet3」というワークシートがあるのをよく見かけませんか?表示してみると中身は空っぽ。

これは、エクセルで新しくブックを作成したときに初めからワークシートが3枚用意されているためです。「Sheet1」だけを編集して、「Sheet2」「Sheet3」はそのままにしておいたのでしょう。
よくあることですが、かといって「sheet2」「sheet3」を無視すると、もし「sheet2」「sheet3」も編集されていた場合に見落としてしまうので危険です。
初めから1枚にしておく
ワークシートを追加する操作はそれほど面倒ではないので、ブックを作成したときには必要最低限の1枚だけワークシートがあって、必要なときにワークシートを追加する方がよいでしょう。
Excel 2007 と 2003 とで設定方法が異なりますので、それぞれ説明したいと思います。
Excel 2007 の場合
画面左上にある [Office ボタン]をクリックして、下にある [Excel のオプション] をクリックします。[Excel のオプション] ダイアログ ボックスが表示されます。
![[Office ボタン] をクリックすると表示されるメニュー](https://www.tk4.co.jp/wp-content/uploads/excel-number_of_sheets_2007_1.png)
左側の項目の [基本設定] が選択されていることを確認し、右側の [ブックのシート数] 欄を確認します。エクセルをインストールしたときは、「3」になっています。この数値を「1」に変更して [OK] をクリックすると、新しくブックを作成したときのワークシートの数が1枚になります。
![[Excel のオプション] ダイアログ ボックス](https://www.tk4.co.jp/wp-content/uploads/excel-number_of_sheets_2007_2.png)
Excel 2003 の場合
[ツール] メニューの [オプション] をクリックします。[オプション] ダイアログ ボックスが表示されます。
![[ツール] メニュー](https://www.tk4.co.jp/wp-content/uploads/excel-number_of_sheets_2003_1.png)
[全般] タブをクリックして、真ん中あたりにある [新しいブックのシート数] 欄を確認します。エクセルをインストールしたときは、「3」になっています。この数値を「1」に変更して [OK] をクリックすると、新しくブックを作成したときのワークシートの数が1枚になります。
![[オプション] ダイアログ ボックス](https://www.tk4.co.jp/wp-content/uploads/excel-number_of_sheets_2003_2.png)